2011年3月に起きた東日本大震災で、東北地方は甚大な被害を受けました。さらに福島原発の事故により、被害は一過性のものではなく、6年たった今でも放射能による被害は続いています。
相馬救援隊は震災直後から故郷相馬を復興させることを目的に設立されたNPO法人です。福島県南相馬市へのふるさと納税の寄付金は、地域復興のためのさまざまな住民サービスに使われてきましたが、寄付金が年々減少傾向にある現状をふまえ、相馬救援隊を活用し、持続的な復興支援体制を築くべく、noma-style.comなるふるさと納税のサイトが設立されました。このサイトでは「ファッションから出来る新しい復興支援のカタチ」の趣旨に賛同した参加アパレル企業の商品が返礼品として寄附者に送られます。 同サイトに集められた寄附金は、南相馬市を通じて相馬救援隊の地域支援活動に使用されます。活動の一例として、住民帰還促進事業(南相馬市小高区)、地域の観光案内・見回り事業(南相馬市原町区)などがあります。
賛同したアパレル企業は、アディダス、エルバビーバ、ジェラートピケ、ジョンマスターオーガニック、マンハッタンポーテージなど20のブランドにのぼります。
返礼品をめぐって、昨今、豪華な返礼品はふるさと納税の趣旨に反するという声が高まってきています。しかし、「noma-style.com」は、寄付を送る側も返礼品を返す側も復興支援の志があってはじめて成り立つものですから、本来の形ではないかもしれませんが、制度を上手に使った善意の汲み取り方ではないでしょうか。
     「noma-style.comのサイト」