州7県と企業でつくる九州観光推進機構は2日、熊本地震で打撃を受けた九州の観光業を支援する、国の割引旅行商品「九州ふっこう割」(昨年7月~12月)を利用した宿泊者数が、計271万9000人となり、目標の150万人の1.8倍に達したと発表しました。
ふっこう割は、県が政府の交付金180億円を活用し、宿泊費や交通費などを割引する補助制度で、ふっこう割は2015年の九州の宿泊の5%分の規模の効果がありました。海外からの旅行者も全体の2割を占めました。しかしながら、地震後に九州を訪れた全体の延べ宿泊数は2015年比では減少しており、地震の影響の大きさがうかがえます。国の統計によると、ビジネス目的などを含めた昨年1~11月の延べ宿泊者数は4002万人で、15年の同期比では87万人減、ふっこう割実施後の7~11月の延べ宿泊者数は1961万人でこちらも15年同期比で42万人減でした。
同機構は、ふっこう割について熊本地震からの復興に効果があったと評価し、九州ふっこう割で旅行してくれたことへの感謝を込めて「九州からありがとうキャンペーン」を、4月以降展開し、引き続き九州への誘客を続けます。
具体的には、同機構や各県、旅行会社が割引やサービスの充実などを検討しています。「九州ありがとうキャンペーン」のホームページを見てみると、すでに各県のキャンペーンのいくつかが紹介されていました。いずれも数量限定のようですから、早めにチェックしておくとよいでしょう。